私が二足の草鞋(ワラジ)を履いているのは、
少しお付き合いのある方ならば、
お付き合いがなくても、
このブログをよく見てくださる方であれば
よくご存知だと思います。
で、一年間に何回か、必ず質問されるのが、
「本当は音楽だけやっていたいんでしょう。」
「こんな大変な仕事(社長業を指して)は本当はやりたくないでしょう」
「音楽をやっている時は本当に幸せそうですね」
(=裏を返すと、「社長業は無理してやっているんでしょう」
という意味に受け取ってます。天邪鬼的には。)
というような質問?です。
音楽活動は、いろいろな意味で、
私にとってなくてはならないモノですが、
かと言って、
音楽活動だけをしていた時代に
恋々とするようなことは全くないのです。
(正直最初はありましたよ。
特にネクタイ締めて九州に行くのはツラかったです。
が、今はじぇんじぇんそんな風には思ってないのです。)
なので、このような質問を受けたときに、
心の中でつぶやく言葉が、
エ○カ様が発し、有名になった、
「別にぃ、、」
なのです。
(フクロ叩きにはしないでくださいね)
つまり、今の仕事をやめることなんて、
これっぽっちも考えてません。
ということであり、
音楽家的自分サイドから見ても、
老舗の後継社長業という
イロイロ面倒くさいことも多々ある仕事を
キッチリ務め上げるという行為を通して、
自分の音がとっても磨かれるんですよね。
これが、
「やるべきことをやらない」
「逃げている」
状態にあったとしたら、
そのときの「音」って、ミジメな響きになるんですよね。
というか、練習時間はモチロン激減しましたが、
音楽家としての輝きは、
正直毎年増していると思っています。
音楽家だけの時よりも、
音の厚みや、技術の面でも、
向上していると思います。
それは、多くの人生を預かるという、
結構な重荷を背負うことで「音が厚く」なり、
多くの仕事をキッチリこなすために、
自然と備わってしまう「集中力」は、
本番前の僅かな練習時間でも、
以前より効率的にある一定のレベルまで
到達することが可能になります。
ことほど左様に
音楽家サイドから見て、
社長業に没頭することは、
メリットがあるのです。
逆に社長業サイドから見て、
音楽活動をすることは、
以前にも述べましたように、
いろいろメリットがあり、
「心の垢」リトマス試験紙
「直観力を磨く」
「変わった人という評価を得る」
(天邪鬼的ヨロコビ)
最後は余計でしたが、
とにかく、板の上に乗り続ける
(プロとして人前で演奏をし続ける)
ということは、
社長業を続ける為に
必要なことであるという位置づけです。
毎回質問される度に、
「別にぃ、、」
だけ答えると、○リカ様のように
フクロ叩きに合いますので、
一度に何人もの方に見ていただける
こういう場をお借りして、
ちょっと丁寧に説明させていただきました。
なので、これから私が
「別にぃ、、」
と言っても許してください。
(うそ)
ちょととお茶を濁して、
これから目黒雅叙園でのお仕事(as a 音楽家)へ
行ってまいります。
本日は若いママさん達ばかりのイベントなので、
ちょっと緊張。。
(多数の若い女性に囲まれるの慣れてないので)←○じさん達に囲まれるのは慣れてますが。
ではでは、また来週!
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