「ポスト」が人を作るとはよく言ったもので、
そのポストにつくことで、自然と視野が広がり、視座が高まり、
時間と共に成長することが出来るというのは、
自分自身の経験だけ考えても、
周りの「長」たる立場に就いた人たちを見ても、
たしかにそうだと言えることと思います。
ただ、
「ポスト」というのは組織の中で有限であり、
私が今座っているポストも、
父が譲ってくれたことによって、
私に成長する機会が与えられたとも言え、
逆を返せば、
今私がこのポストに座っていることで、
他の誰かの「機会」を奪っているとも言えます。
組織の中で、責任あるポストに座っている人は、
そのことをよくハラに落として仕事をするべきでしょう。
極論を言ってしまえば、
「自分がこのポストにいるということは、
他の誰かの成長機会を奪っていること」
であり、
「それゆえに自分は多くの人の為に何が出来るかを考えて、
そのポストに与えられた仕事を全うすべき」
であると思います。
今朝、昨年シンガポールで出会った、
かの地の若き官僚(日本企業誘致担当)の訃報を聞き、
そのすぐ後に役職者と役職について語り合う機会があり、
ふとこんなことを、、
「ふと」 思ったのですが、
いろいろな意味で、
「たしかにそうだ。」
と、思えたので、
この場でも、
シェアさせて頂ければと思った次第です。
エドウィンさん、あなたに会えて良かった。
どうか安らかにお眠りください。
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