「物語を織りなす」
というコトバ、
好きです。
そして、
「織り成す」
というコトバも。
「物語」には、
「時代背景」があり、
「登場人物」がいて、
それらが複雑に絡み合って
「物語」が「織り成されて」行くわけですが、
たとえば「美しい物語を織り成す」といった場合、
その「物語」が、一枚の「美しいタペストリー」であるかのような印象を受けます。
一枚のタペストリーは、
一本一本の「糸」が、
織り手によって、
丁寧に織り込まれていくことによって出来上がりますが、
私たち、一人一人は、
ここで例えるならば一本の「糸」なんでしょう。
それぞれに、
「個性」という「色」と、
「寿命」という「長さ」。
人生の「濃さ」は、糸に例えれば「太さ」でしょうか?
どのような人と隣り合わせになるか、、というのは、
いわゆる「ご縁」ってやつですね。
単なるモノとしての「タペストリー」、
そしてそれを構成する
「糸」
のことについて言及するのであれば、
美しいタペストリーを織り上げる為に必要なのは、
「美しい糸」と「織り手」の腕、
ということなのでしょうが、
我々には、
「どのような糸であろうとするか」
という部分と、
「織り手」の仕事である、
「どの糸と(=仲間と、パートナーと)隣り合わせになるか」
といった部分で、少なからず「作り手側」に回れる側面があります。
また、「組織運営」や「会社経営」という観点から、
この「たとえ」を使って考えてみれば、
どのような物語を織り成すか=どのように美しい織物を織り上げるか?
という視点では、
一人のリーダーが出来ること、
また、一人一人のメンバーが出来ることは、
とてもたくさんあることに気づきます。
今年はレキシア銀座が誕生して10周年の年、
宝飾事業を始めて50周年の年、
そして創業133年、戦後再建65年、
プライベートでは、
結婚して5年目、
家族が3人になって2年目、
色々なユニットごとに、
それがこれからも「美しく」織り成されていくように、
良き「糸」となれるように、
良き「織り手」であることができるように、
一日一日ベストを尽くしたいと思います。
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