以前から思っていたことなのですが、
例えば七夕のようなイベントは、
旧暦に基づいてやるべきだと思います。
なぜか?
古来から伝わる風習というのは、
祖先との繋がり、絆を確かめるイベントだと思いますが、
もともと旧暦の7月7日に「七夕」はお祝い?していたわけで、
例えば今年であれば8月24日。
毎年前後することはあっても基本的には梅雨は明けている頃。
現代の日本人にとって、「七夕」とは、
「梅雨時でなかなか晴れないもの」
ですが、元々の「七夕」は、現在のお盆前後位の季節感な訳です。
そして月は半月。(なぜなら旧暦の7日は月齢7位だから)
今でいうところの8月あたりの半月の夜空を見上げながら、
ご先祖様達は七夕の物語に思いを馳せていたわけで、
新暦7.7に行うのでは、ご先祖様の体験の蓄積と「繋がる」ことは永遠に出来ない。
祖先とのつながりを確かめるイベント「お盆」は、
7月とか8月の15日ですから、
こちらは必ず「満月」に行っていたわけですよね。
同じ季節、同じ月齢にやらなければ、
そのイベントにまつわる祖先が積み上げてきた体験の蓄積に
アクセスすることは出来ないと思うのです。
明治の改暦以前と以後では、
かたや1000年以上、
かたや140年程度、
圧倒的な開きがあります。
上手く伝えるのがすごく難しいですが、
今からでも戻せるものは旧暦に戻して祝うことにするべきと、強く思います。
そうすることで、現代の日本人に圧倒的に欠けている
自国の歴史や風土への理解、誇り、アイデンティティーなど、
国際人として絶対に必要な日本人としての「ブレない軸」を
皆で養うことが出来ると思うのです。
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