本日は建国記念日ゆえ、
「国」についての考察をば。
タイトルは、デカルトの
「我思う、ゆえに我あり」からヒネリマシタ。
「国」というのは、不思議な存在ですよね。
「国土」という意味で、「カタチ」はありますが、
決してそれだけで成り立つものではなく、
やはり、「クニ」という「モノ」に対して、
そこに住まうものども=「タミ」が、
想うことによって成り立っている、
または、成り立ってきたと思います。
とくに、「国難」と言えるような状況下では、
人々の危機感や良心を呼び覚まし、
「クニ」を強烈に想う人々がそこかしこから、
雨後のタケノコのように湧き出てきて、
大事を成し遂げた。
約140年前の「あのころ」を思えば、
このタイトルの意味も伝わるのではないかと思いますが、いかがでしょう。
現在の日本も、ある意味
サイレントな国難の時代と思います。
このままではマズい、、
という危機感は、多くの人の心にあるのでは?
そういう時こそ、本当の意味で、
良い国に変わるチャンス!
約300の諸藩を江戸幕府が束ねるという
中世的封建国家から、
地球の歴史上ありえないほど
血を流したり、火の海になったりすることが少なく、
いわゆる「れぼりゅーしょん」が成り、
一つの政府の下、
近代国家として、欧米列強に伍す存在に
あっという間になったという、
誰にも汚すことのできない、
確かに私たちの祖先が成し遂げた偉業は、
21世紀の今、まさにむかえている
このたびのサイレントな「国難」のときも、
われわれはあのころと同じように、
「静かなるれぼりゅーしょん」を
成し遂げることができると信じています。
民 国ヲ想フ 故ニ国アリ。
一人の、大和の国の民の静かなるつぶやきでした。
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