昨晩は、銀座のある意味ガチンコライバルの親玉に
(かつ、うちの父の高校時代の部活先輩)
銀座徘徊ツアーに連れて行っていただきやした。
銀座って奥深い。。
路地って楽しい。。
あ、思い出したら飲みすぎて気持ち悪いことに気づく。。。
(ちなみに最後に行ってみたかったラーメン屋で
一人坦坦麺完食した自分がワルい)
冗談さておき、
タイトルの
「一番いい時代って?」
ですが、
バーとソバ屋と2軒周って
しかも両方奢(おご)ってもらって
3軒目に突入しているにも関わらず、
スイッチ入る(キ○る?)と、やっぱりダメなんです私。
昨日の場合、そのスイッチとは、
「俺は一番いい時代を過ごしてきたからな…」
(ぷちっ)
「え?」
「一番いい時代って誰が決めたんですか?」
「それって自分で作るもんじゃないんですか?」
と、大人気なく、
年齢ダブルスコア以上の大人な銀座紳士に対して
ガブガブッと噛み付くコドモな私。
他にも噛み付いちゃいました。
はい。
親玉曰く、
「いい時代」=「何もしないでもよかった時代」
とのことだそうですが、
また、(ぷちっ)
「そんなことは無いはずです!」
「だってここでこうやってハシゴして楽しむなんてことが出来ない人がイッパイいるわけじゃないですか?」
「それって、敗れていったものに対して失礼です!」
「謙遜なのかも知れませんが、何かをやってきたから今があるんじゃないですか?」
筆者注)昨日は「親玉」と初めて呑みながら長時間お話させて頂きましたが、
やっぱり銀座の老舗のトップで、尚且つ全国展開している企業のオーナーは、
タダモノではありません。 何もしなかったなんてことはなく、明らかに色々と
「手を打って」、「人を育て」、「見聞を広め」、「決断をし」てきたわけです。
それを「何もやらないでも良かった」というのは、激しく違うと思ったのです。
まぁ、そんなところでキレる必要は無いのかもしれませんが、
こういう時代を生き抜いていくには、
特に「一番いい時代を作るため」には、
ベタな言い方ですが、
「情熱」とか、「使命感」が、
とっても大切だと思います。
過去形の、しかもあきらめてしまったような言い方は
僕みたいな立場の人間は、絶対に慎むべきです。
「親玉」は、うちで言えば完全引退してバトンタッチ終了した
毎日母と夫婦漫才に明け暮れ、
孫が嬉々として作っているお菓子の家の壁のパーツ(ビスケット)
おいしそうだからというだけの理由で無邪気に食べてしまう
(そんでもって孫は泣く)父と同じ世代なので、←これ余計。
ごくごく普通に出てくる言葉なんでしょうが、
でも、目は死んでない。
まだ世界や未来を見ている。
僕の好きな経営者の一人です。
なので、余計に激しく「ぷちっ」といってしまったんでしょう。
嗚呼若気の至り。
最後に、
一番いい時代も、
一番いい人生も、
誰が決めるか?
それは自分しかいないと思う。
最期に走馬灯のように自分の人生が映し出されるそうですが、
その時がどうなのかってだけでしょ結局。
俺は一番いい時代に生きてる!
父よりも、祖父よりも、
母よりも、祖母よりも。
そう思わないと、
彼らもかわいそうですよ。
産み落とした責任がありますからね。
これから七代目製造に入る(入っている?)わけですが、
次の世代に贈る言葉があるとすれば、
「俺の過ごした時代はいい時代だった。。」
ではなく、
「いい時代をお前が作れ!」
ではないでしょうか。
いずれにしても、経営者サシ呑みって深いです。
またタカらせてください、親分!
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