ホッタの創業記念日は2月17日です。
この日は、日本国の建国記念日と一緒で、
実際に明治12年のその日に開店したという訳ではありません。
開店したのが何月何日か資料が残っていないので、
(震災か空襲で焼失したんでしょう)
戦後再建した昭和22年の翌23年の2月17日に、
資本金15万円!で、「株式会社堀田時計店」として登記したのがこの日なので、
この日に創業した時の「思い」や、それまでの先人の「功績」に思いを馳せましょうということでの「創業記念日」です。
そして、よく考えたら株式会社化してから(家業から企業になった)
丸60年経つことになるのが、今度の創業記念日、
2月17日(日)です。
私に代替わりしてからやめてしまった創業記念式典も、
やはり今年もやらないのですが、
(とほくからぶーいんぐがきこへる。。。)
なんとこの日を持って、
大阪の指輪のお店の営業を終了することになりました。
たまたまなのですが、
それがまた、
とてもとても、
寒気がするくらい、
怖いです。
なぜなら、
このお店がなくなると、
私が引き継いだ4年前にあった、
すべての時計宝飾(=本業)の店舗、オフィスが
なくなることになるからです。
「企業」としてスタートして丸60年の次の日に、
それから次の60年の基礎を創るべく動いている
私と今の役職員の皆さんは、
全く新しく、
そして、
自らが選び取った、
「事業」
「店」
「オフィス」
にて、
次のサイクルの一日目を迎えることができるのです。
今度の「閉店」も、
現状の立地と50坪というサイズでの将来性に大きな疑問符があり、
一度閉めて、昨年9月にオープンし、
順調に売上げを伸ばしているヘルディンヘルト業態か、
やはり昨年名古屋でリニューアルし、損益分岐点を下げたオペレーションが可能な
同じアンジュベェルビーのスタイルのどちらかで
新たに出店をするために一時「お休み」するだけなので、
そういう意味でも、
物凄く、この日にこの事を行う、
「歴史的!?意義」のようなものを感じてしまうのは
私だけでしょうか?
今年は間違いなく、不況だと思います。
そして、この「売れない時代」はいつまで続くか分からない。
ただし、我々には成長戦略があり、
ビジョンがあり、また、我々が社会に対して背負っている
「使命」もわかっています。
こんなところでくたばるつもりは毛頭無いですし、
全体がシュリンクする中でも成長してこそ本物です。
今日、2007年12月期の決算が組みあがったのですが、
売上げ比、残念ながら99.6%と、微減。
時計も宝飾も去年は多分マーケットサイズ小さくなったと思いますので(特に輸入時計!)、
善戦だとは思います。
(自分でホメな、こんな時代やっとりゃせんわい。。。)←名古屋弁のつもり。
2004年に継いでからは、売上げ122%、利益143%なので、
結構凄いですが、これは会社の運の力に脱帽と言う感じですね。
僕の実力じゃないです(マジで)。
ただ、先ほど申し上げましたとおり、
2月18日以降のホッタに関しては、
すべて私がハンコを押したものだけしか残りませんので、
良くなっても悪くなっても、
責任はどう見ても私にあります。
(弱冠31歳なのにかわいそう。。)←自分で言うな!
そして、激動!激変!のこの時代。
やりがいありまくり!
楽しいっすね~。
皆さん、仕事で思い切り遊びましょう!!!
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