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コメント

佐藤浩

「フウリュウトケイオトコ」楽しく読ませていただきました。
著者の竹内氏は脚本家出身らしく、ムダのない流れと描き出す情景がイメージ豊かで、読み物としても素晴らしかったです。
いつのまにか、相田家の物語りとして没入していました。
ときおり、「そうだっ、これは堀田家の物語りなのだ」と自分に言い聞かせるほどでした。
それにしても、魅力的な人物ですね禄造さんは。時代ということもあるけれど、やはり人生は一度きり!! っていうのが真実だよね。
この話の商人に比べると、最近の商人は面白味が少ないかも…。なんだか汲々としていてさ。

ところどころにしかけられた、涙腺を刺激する台詞。たとえば179ページ、菊奴の葬儀を済ませた後、さなと禄造の「水炊き」でのシーン。『あたしの思い出、ひとつだけ持っといてね』
くぅ〜ぅ、泣けるねぇ。
ほかにもいっぱいあるけど、ここで私の涙はちょちょぎれました。

堀留町、芳町(人形町)など馴染みの地名。そのうえ、ワシントン・スクェア、ニューヨークですから。なんだか自分の時計のゼンマイもぐりぐり巻かれました。

日本の近代が目の前を通り過ぎて行く。そんなリアリティがありましたよ。これらの描写も偏ることなく、自然に必要最低限の説明で巧いです。

まぁ、「人生には巡り合わせ」ってものがね、確かにあると思うよ、私の実感だっ。禄造さんじゃぁないけれど、全部肯定するのが正しいンじゃない、ねぇ相田俊樹さん。

胸はっていこうよ。

いいハナシ聞かせてもらったな。アリガトヨ。

堀田峰明

佐藤社長~。

ありがとうございます。

ありがとうございますー。

うれしいです。

来年は胸張って(100メートル走者のように)走ります。

佐藤暢夫

年末にあづみ野コンサートホールにお伺いした際に、館長より例の本をすすめられ、2日間で一気に読破してしまいました。

以前お会いした際に「当たり前のような生き方をしても人生面白くないじゃないか」と言われた言葉と本の主人公のひいおじいさまの生き方がが重なって興味深く読ませていただきました。

連絡先をお聞きそびれてしまったので、こちらに感想を書きました。

またお会いできる日を楽しみにしております。

Kim

What a joy to find such clear tihnnkig. Thanks for posting!

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