先週、第61期株主総会が無事終了しました。(ふぅ)
ホッタは堀田姓の私がこんな年で社長をやっているくらいですから(笑)容易に想像がつくと思いますが、いわゆる同族会社です。アカの他人株主はおりませんし、一族と役員社員が纏まっている限り総会で議案が通らないなんてことは通常有得ないのですが、それでも法に定められた会社の方針を決定する最高機関ですから無事終わるまでは結構神経を使います。
公開会社でない分本心では反対でも反対と言えない空気は当然ある訳で、「意義無し!」という言葉がどれだけ力強くその場に響くのか
いくつかあった議案の中で、一番「異議なし」が素直に響いたのが監査役選任のところでした。一昨年まで副社長をされていた在職30年数年の所謂「番頭さん」ですが、それだけ皆に慕われているんだなということがわかって、嬉しかったですね。
それと対照的だったのは取締役選任の時。
もうすでに役員の株主以外からはある意味「先を越されて昇進」な訳ですから、色々複雑な気持ちがあるんでしょう(苦笑)。
でもそんな逆風!?に負けず、就任したからには実力で「流石に取締役は違いますね!」という評価を勝ち得て頂きたいと思います。そうでないと推薦した人間の眼力が問われますからね。(と、プレッシャーをかけておく。)
私が多少なりとも神経をすり減らすのは、個々の「決定」に対して会社にとっては良いが、各人にとっては気に入らない、ということがリアルに感じ取れるということでしょう。特にこの位のサイズの会社であれば尚更かと。
会社にとって良いことであれば、多少の不満に対しては眼をつむる小泉前総理お勧めの「鈍感力」も必要なんでしょうが、それでも皆がどう感じるかというセンサーは活かしておきたいですよね。
色々考えるきかっけを与えてくれた株主総会ですが、次回は当たり前ですが一年後!
そう考えると気が楽になります(笑)。
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