福沢諭吉翁の「学問のすすめ」の有名な一節ですが、
この続きに、
「されども、今広くこの人間世界を見渡すに
賢き人アリ、愚かなる人アリ、貧しき者アリ、富める者アリ、
貴人もアリ、下人もアリて、その有様雲と泥との相違アルに似たりは何ぞや?」
とあり、
その「なぜか?」の問いには、
「学問を修めているか、修めていないかの差だ」
ということで、
なるほど納得タイトルの通り、
ズバリ「学問のススメ」。
この本はその当時、今でいうところの
ミリオンセラーどころではない売れ行きだったそうです。
今、「学問のススメ」ということで、
このような文章を書いたら、
嫌悪感を抱かれるのが関の山では?
ただ、なぜ岩崎弥太郎が地方の
身分の低い、貧しい境遇から、
国家を代表する財閥を作り上げたかといえば、
やはりそれは学問を修めたからでしょう。
いうまでもなく、
現代において必要なのは、
学歴や資格のような、
その時点で到達した「証」ではなく、
常に学び続けること。
物凄い勢いで変化し続ける
この激動の時代を航海する為には、
常に学び続けるという姿勢がとっても大切と思います。
天は人の上に人を作らず、人の下にも人は作らぬが、
学びを止めた人には、それなりの境遇を、
学び続ける人には、それなりのご褒美を、
用意してくれるものだと信じます。
っていうか、勉強って楽しいですよね。
(勉強=知らないことを知ることや、
複雑な事象の裏にある、美しい法則性が見えること)
ここでは自分の学びのために、
学んだことをシェアし続けていきたいと思います。
それでは、また明日!
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