こういう仕事をしていると、
「役得」と、
役があるがゆえの「労役」?が、
何の前触れもなく、ありますが、
本日は「役得」の方。
AIGジャパンオープンの決勝
ご招待いただき、行ってまいりました。
「ナマのテニス観戦」自体初めてなので、
比較のし様が無いのですが、
やはりトッププレイヤー達の、
研ぎ澄まされた技の競演は、
理屈抜きで、魅せられます。
でも、
知らない選手同士の対戦だったからかも知れませんが、
一番印象に残っている「姿」というのは、
ボールボーイ/ガール、
というのでしょうか?
球(たま)を拾い、サーブする選手に球を投げて渡し、
選手から指示があればタオルをサッと差し出す、
多分中学生か高校生の男の子/女の子たちの姿です。
物凄く真面目にまっすぐに、
選手の邪魔にならないように、
選手が試合に集中できるように、
一生懸命尽くしている姿が、
とても気持ちよかったです。
ナマで観戦する醍醐味って、
多分こういうところにもあるんでしょうね。
試合をするのは2人だけですが、
それを支えているのは、
こういったボランティア?のスタッフ達、
審判、大会主催者、スポンサー、
そしてお客さん、
それに加えて、「テニス」というスポーツが、
今日まで大切に育てられてきたということ。
色々なものの上に、「二人だけの世界」が
成り立っているわけなんですよね。
優勝者のスピーチは、
いずれも色々な人に感謝を述べるものでありましたが、
「模範解答」だから、
という訳ではなく、
自然とそういう気持ちになるんだろうし、
または、そうなれるような人物だから、
その高みに至ることが出来るんだろうな、、
とも感じました。
多分、
伊達公子や錦織圭が出場した試合だったら、
または、選手としてプレーした経験のある
サッカーの大会とかであれば、
自分自身こういう感想は持つに至らなかったと思います。
そういう意味では、客観的に、
「コトの成り立ちの構図」を見れた
というところが、本日の最大の収穫。
我々の仕事に置き換えて考えると、
色々と忘れていたことが見えてくる気がします。
以上、
「役得」の巻でした。
ご無沙汰です。
まさに役得ですねぇ。こういうのって自分が前のめりになっていることの周辺に、必ず発生することなんですよ。
そのうえで、何を学ぶか…。六代目も一本気な漢だな。わたしは、そういうところ好きだな(笑)
常にエンドユーザーを忘れない。感謝の気持ちが根底に流れている。そうでなきゃぁね。
話は、役得であった。
私も、某大手代理店D社のころ、テニスが大好きで(実際に自分でも前のめりで、スクールとかにも通っていた)仕事といいながら、当時のSEIKOスーパーテニスとか、Suntoryジャパンオープンとかのポスターを競合プレゼンで、勝ち取っていました(気合いが違うんだよ!!)
ついでに、取材と称して選手たちのロッカールームに出没し、声を掛けたりして、まさに楽しんでいました。って単にミーハーなだけじゃん(笑)
ただの通りすがりのはずが…、失礼しました。
投稿情報: 佐藤浩 | 2008年10 月16日 (木) 13:34