日本の最大の強みは何か?
色々あると思いますが
私は国内においても、海外においても、
社会のベースにある「信頼」が
他国のそれより強いことが挙げられると思います。
ドイツの取引先の社長(ドイツ人)が、
来日時、地下鉄でデジカメを忘れ、
もう絶対に帰ってこないと思って悲観していたら、
ちゃんと次の日見つかって、スーパー驚いてました。
(このことは日本人は世界に自慢していいと思います!)
ということは、かの先進国ではまずあり得ない光景。
先日日本に住んでいる中国人と、
同じく日本で働いているその友人の中国人と、
なぜ日本に住んで働いているの?
という話しをしたのですが、
鍵はやはり「安心」、「信頼」ということでした。
中国や韓国から来た旅行者の人たちが
なぜ日本でブランド品などを買い漁って行くのか?
日本であればまず間違いなくホンモノだろうという
「信用」があるから。
私は職業柄?「殺気」や「悪意」に敏感な体質ですが(なんのこっちゃ)
日本と欧米、アジアと比べると、
明らかにそれらに晒されているという危機感は
海外の方が強いです。
が、しかし!
ミートホープやらアネハ、ヒューザー、
今回廃業が決定した船場吉兆の問題は、
かなり深刻だと思います。
人やモノを疑いながら生きていくのは私イヤです。
現在の不景気の理由の一つは
建築基準法の改正によるものと言われてますが、
それはどこからやってきたかと言えば
アネハ事件からですよね。
それはどこから来たかと言えば、
ひとことで言えば「倫理観の欠如」なんでしょう。
そしてそのためにつけるクスリはやはり
真っ当な倫理観の醸成なんだと思います。
または、「お天道様は見ている!」的感覚の醸成とも云フ。
人と人が信頼しあえる環境で無くなった時に、
それを法律というカタチで縛り、安心を担保しようとすると、
余計な労力が法律を守るために必要になり、
逆に成長力が削がれてしまう。
(金商法、J-SOX法然り)
人と人が信頼しあえる環境であれば、
ある意味法律は十か条位でいいのかも知れない。
キレイ事かもしれない、というか、キレイ事だし、
全然現実的ではありませんが、
本質はそういうことでしょう。
ホッタも世の中の流れに沿って?
とっても細かい就業規則なんて作ってみましたが、
理想はそんなものがなくても良い会社です。
経営理念の
「誠心誠意」
「お客様の為に創意と工夫で最高の質のサービスを」
この2か条
および
経営ビジョンの
「時代と共に変化するお客様満足に応え続ける」
あとは、
「One for all, All for one」
このくらいを皆で守っていけたら
凄いチーム(会社)になれる気がします。
「信無くば立たず」
国の政策についてとやかく言っても徒労感が募るので、
出来る範囲で「信頼の輪」を作って行きたいです。
今宵はお互い祖父の代からのお付き合いの
某県地域一番店さんの若旦那と会食です。
What an awesome way to elxpain this-now I know everything!
投稿情報: Andik | 2012年5 月13日 (日) 17:29