時々、というか、「学歴」について語られるときに、違和感を覚えることがあります。
世間一般で言われる学歴というのは、どこの学校を出たか
(中退というのもありますが…早稲田中退とかって何となく格好良さげですよね)
という事がまず語られ、そこからほとんどはみ出ることはありません。
しかもそれが、さも「タイソウナコト」として語られます。
有る意味今に始まった話で無い「日本人のブランド信仰」と一緒ですね。
私自身、たまたま高校受験の時に、世間一般で言われる「いい大学」の付属高校に入ることが出来たので、どちらかと言うと今の世の中的に「得をする」立場を得ている訳なのですが、
そのこと(=ホニャララ大卒)が自分自身にとって「どんだけ~」(←使い方ちょっと違う気がしますが。。。)なのか、ハッキリ言って”?”です。
勿論全く関係無いということは無く、やはり才能に溢れた同窓生は沢山いて、
今でも色々刺激や恩恵を受けていますし、確かに私一個人の能力や、人脈作りなどに「寄与」していることは間違いないと思いますが、
果たしてこの「ホニャララ大卒」ということが自分自身にとって「何割」くらい人間としての、そしてビジネスマンとしての現在のパフォーマンスに「寄与」しているのかと言えば、
自分にとって、「音楽」を通して学んだことの方がずっとずっと大きく「寄与」していますし、
「サッカー」を通じて学んだことも「学校で学んだこと」よりも大きいと思います。
また、どんな学校を出たかということよりも、何に一番興味を持ち、何に一番熱中して来たのか?
卒業した後社会に出て何をし、そこから生まれる問題意識をベースとして、何を勉強してきたのか?
と言う事の方が「重要」な気がしてなりません。
早いもので就任してから4年が経とうとしています。
4年前と比べると、以来小売部門が大きくなったこともあり、社員数は約1.5倍になりました。
当然それだけ新しい人を採用してきたということでもあります。
偉そうなことを言えるほどの経験は未だ積んでおりませんが、社内でその力を発揮出来ているかどうか?
ということは、その人が今まで何を学んできたか?という、
「本当の意味での学(んできた)歴」が左右しているように思います。
特に今の時代、変化が激しく、どんどん新しい技術や概念が生まれてきます。
とにかく常に勉強をし続けていないと、市場から「退場命令」を喰らってしまうと切に思います。
本当の意味での「学歴」は、常に更新されている。
そういう認識でいることが、大切と考えます。
学歴について最近思うこと
でした。
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