昨日のオランダ戦(前半0-0、後半0-3)はがっかりでしたね。
今朝の日経に、なるほどと唸る俊輔のコメントが、、
一人でも「俺は守らなくていいんだ」という奴がいるとこういうことになるんだ!
前半の途中からしか見ていませんが、
結構押し込んでいて、後半の途中までは
互角の戦いと充分に呼べる内容でした。
が、しかし、後半の20分を過ぎたところから集中力が切れ、
ちょっとしたスキを見せたところを、
流石相手はW杯優勝候補。
あっという間に3点(一点目は絶対ハンド=反則だと思いますが)ゲット。
会社組織もチームで結果を出すという点において、
サッカーと一緒。
ルールがあって、それに基づいて
お互いに競い合う。
違うのは「試合終了」が、
45分と45分+α(ロスタイム)で来るのか、
そうでないのか。
「自分は攻めるだけで守らなくて良い」
と思っている選手が一人でもいると、
その一人分の「サボり」って、こういう高いレベルの試合では、
モロに結果に現われてしまう。
会社やお店でも、たった一人がサボることで、
そこで会社全体の信用を失ったり(=失点)、
サイアクの場合つぶれてしまったりしますよね。
俊輔の分析に激しく頷いた私は、
シコシコと手帳の格言リスト?に書き写したのですが、
面白いことに、5月31日のベルギー戦の時の
岡田監督と中村俊輔の言葉もメモってあり、
昨日の試合と対比して大変面白かった。
一人平均10キロ走るところを11キロ走れば、
12人で闘っていることになる。 ~岡田監督~
(今日の試合の)良かったところは
誰が出てもチームとして機能したこと。 ~中村俊輔~
昨日の試合はこの逆をまさにやっていたということですよね。
スポーツがなぜ人々を魅了するか?
それは単に肉体的、技術的に
はるかに常人を超越していることに対する
素晴らしさということもあるとは思いますが、
結果を出すためのプロセスに関して、
我々が日々行っている仕事と
まったくもって相似形であり、
示唆に富むあれこれに事欠かない。
ということがあると思います。
サッカーに関しては、
自分が中学高校時代熱中していたので、
他のスポーツより、多くを学び取れる感じがします。
それで飯を食うようにならなくとも、
大人になるまでに、何かに熱中するという経験はした方が良いと、
(中高生当時)「大人」に言われ、
自分でも何となく「そういうもんかな?」というか、
楽しくてやっていただけのことですが、
確かに社会人になってからも
ちゃんと役にたつもんですね。
こうやって敗戦による心の傷を埋めるの巻。
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