昨晩得意先の社長さんと、
そのご子息(たまたま私と同い年)、
そして担当営業の熱血汗、、、
じゃなかった熱血漢Oさんと私の4人で会食しました。
その社長はこれもたまたまなのですが、
私の父(=先代)と同い年、学校も一緒。
ただ、ご子息は私と違い、まだ跡を継いでいる訳ではなく、
丸の内の某有名シンクタンクで働かれていて、
継ぐべきか、継がずに今の道を進むべきか、、
父君=社長としても、
今の厳しい環境下で、
将来の見通しが立ってないまま
息子に帰って来いと言うべきか、否か、、
レストランでは先に社長と我々が席に着いていましたので、
率直に、
今日私は「跡を継いだほうがいいよ」
というスタンスでいれば良いのですか?
それとも逆ですか?
とお聞きしたところ、
どちらとも言えない(正直!)ということで、、
7時から11時位までの約4時間の間、
現状のどちらかと言えば厳しい側面を包み隠さず、
また、上手く行った話や、凄い商品があって、
お客さんがいるという話だったり、
仕事の色々を我々にお話されましたが、
それは、ご子息に現在の状況を「感じ取ってもらい」
未来を「自分自身で選び取って欲しい」という
「父としての思い」を強く感じました。
継いで欲しいけど
そのことが息子の幸せに繋がるかどうか?
かといって自分の代で老舗企業の幕を下ろすのはどうか?
ご子息にしても、
「継ぐべきか」「否か」
という命題は、仕事をしていても
頭のどこかから離れないのではと思います。
正解なんて、誰にも分からない。
けれど、どちらの道を選んでも、
後悔だけはしないように、
決めるまでの道のりを大切に歩んで欲しいなと
思いました。
エラソウな表現になってしまうかも知れませんが、
他人としては、そのように「祈る」ことしかできません。
他に出来ることと言えば、我々の仕事を通して、
未来を明るく感じられるようにお手伝いすることでしょうか。
そっち(現場の人づくり)はOさん中心に、
結構頑張れてるのかなと思いますが、
引き続き、「なくてはならないパートナー」として
お付き合い頂けるよう、頑張って行きたいと思います。
いわゆる「得意先との会食」とは一味違う、
昨晩のディナーでした。
That's a shewrd answer to a tricky question
投稿情報: Dan | 2012年5 月11日 (金) 14:59