先ほど九州1泊2日出張から戻りました。
全国卸という業態は、全国の時計宝飾を販売されている企業様とのお取引。
ざっくり、百貨店チャネルと専門店チャネル、多店舗チェーンチャネルそして、ウチは殆どありませんが、最近では量販店チャネルというふうにチャネルを分けられると思います。
その中で、お取引をしていて面白いなと思うのは、
誠に勝手ながら、専門店さんです(断言!)。
それも地域に根ざした老舗のオーナー企業さんが、
一番「味」があって面白いです。
仕事が「生き様」にまで昇華されていて、
お話ししていてとっても感化される部分があります。
っていうか皆さんカッコイイっす。
百貨店さんの場合、どうしても定期的な人事異動がありますし、
「組織」の論理がどうしても強く働いてしまいますので、
「腹を割って」というよりは「腹の探り合い」的関係になってしまい勝ちですが、
(念のため、そうではない素晴らしい百貨店の方もいらっしゃいます→M百貨店前M山店長のTさんは素敵でした~)
この業界で逃げられないホッタさんと、
その地域で逃げられない専門店さん
そういう関係性の中でお互いを磨き上げていくというのは、
結構えくすたしー感じます。
時計や宝飾、特に結婚指輪などというものは、
顔の見える、信頼できる店でこそ買うものだと思いますので、
地域で何代にも渡って受け継がれる「名店」がある、
ということは、その街にとっての「財産」だと思います。
結構景気悪くて皆さん苦労されてますが、
(うちもご多分にもれず、、、ですが)
ちゃんと生き残って、今買ってくださるお客様が30年とか経って、
子供にこの時計、この指輪はこの店で買った!
ということが自慢できるようにしたいですよね。
少なくともウチの小売部門はそうしたいです。
問題は、そんなことこれっぽっちも考えて無い人が
あまりにも(特にメーカーサイド)多すぎるということです。
陣取り合戦の為に仕事をしているのは美しくない。
What are you aiming?
このムラはあなた方の私利私欲を満たすフィールドではない。
あ、また熱くなってもうた。
とにかく、専門店さんは面白いです。
これからも末永くよろしくお願いいたします。
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