今年もあと1月を切りました。
そして、今年の大みそかで私は35歳になり、
丸8年ホッタの社長を務めたことになります。
何もわからぬまま、ただ使命感のみで跡を継ぎ、
たまたまその時抱えていた経営課題に対し、
比較的素直に取捨選択をするだけで
ある程度結果がついてきてしまった
(要は人財に恵まれていた)前半の4年間と、
売上がアタマを打って、リーマンショックの影響を
モロに受け、そこから立て直して行く後半の4年間。
まぁ、いい経験をさせてもらってると、思います。
昨日新入社員の受け入れ時の恒例行事、
会社の歴史と経営理念のレクチャーをして、
先代社長たちのやってきたこと、決断、
生き様等々を話しながら、
果たして自分はこれからどのように
その次の世代に語られるのだろうか?
というようなことを考えました。
(まぁ、相当先の、それも上手くいけばの話ですが)
これからいろいろな選択肢がある中で、
きちんとした経営をしていくためには、
自分の中で一つの「軸」を定める必要があるんだと思います。
その軸とは、今の自分にとっては、
先日のブログでも書いた
「ご先祖様と同じお墓に入れるかどうか?」
という問いかけを常にし続けることかと思います。
これって結構門外不出の秘伝のタレ的なものかも知れませんが、
こういう価値観を世の中に広めたいとも思いますので、
あえてこういう場所に書いてみます。
いつの日かあのお墓に入るときに、
父や母、(どっちもまだ生きてます)、祖父母、曽祖父母たちに
笑顔で迎えてもらえるのか?
否か?
その問いかけをしていけば、
派手な成功はしなくとも、
地に足をつけて、
着実に企業を成長させることはできるかと。
そして自分の軸をそこに置くと、
結構余計な雑音が消える気がします。
継ぐべき事業のあるなしにかかわらず、
良い人生を送るための一つのアイディアとして、
この投稿がお役にたてば幸いです。
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