でしたっけ、
人生において、良いこと(正)と悪いこと(負)はイコールであり、
良いことが多ければ、悪いこともその分起こる。
悪いことが重なれば、その分良いことも起こる。
人生において、良いことと悪いことの帳尻は合ってしまう。
というようなことを、
誰かが言っていたような。
今回の北朝鮮の砲撃のニュースで改めて思いましたが、
お隣韓国は日本と違い、男性に100%の徴兵義務がある、
「(休戦中とはいえ)戦時中」の国なんですよね。
昨今の経済ニュースにて、
韓国の企業がいかに躍進しているか、、
ということをまざまざと見せ付けられてきましたが、
その理由の一つに、私は個人的に「徴兵制」があると思っていました。
(だからと言って日本もそうすれば良いという意見ではありませんが)
2年間の兵役という厳しい体験を皆がしていることが、
先の通貨危機にも負けずに、それをバネとして、
完全に開発途上国というポジションから脱し、
先進国の仲間入りをしようという
現在見られるかの国の「パワー」の源泉の一つではないかと思います。
つまり、「負」というべき「徴兵制」という苦役があっての「正」たる経済的躍進。
単純化しすぎかも知れませんが、
一つの真実ではと思っています。
子供が産まれてみて、
さて、どんな風に育てようか、
どんな大人になって欲しいか、、
というようなことを考えたりしますが、
愛情をもって、本人が後で「正」を受け取れるような
「負」荷をどうやってかけていくか、
ということが大事なんだと思いますし、
今時計宝飾業界に降りかかっている
モロモロの「負」の現象も、いずれ「正」に転ずる為の
「負荷」であると信じたいところです。