本日はホッタの創業記念日です。
去年も書いたと思いますが、
130年前の創業の時は、
どうやら秋だったらしい、、、という風にしか伝わっておりませんので、
戦後再建して、会社として登記した日=2月17日を
創業記念日ということに定めたとのこと。
125周年のイベントを最後に、
特にパーティなどをすることはやめてしまいましたが、
祖父の代から、この日を毎年刻んで来たことは事実ですので、
こうやって、ネット上でそのことを「刻んで」みたいと思います。
新年の社内の挨拶でも述べましたが、
現在の100年に一度の危機というものは、
仮にホッタが一つの生命体であったとするならば、
一度は経験済みであるということ。
荒唐無稽な話しかも知れませんが、
個人的に、そういうことは「ある」と思っています。
そして、私自身勇気をもらえるのは、
一昨年、戦後再建60周年の記念で出版した
「風流時圭男」にも取り上げられた三代目の華々しい
広告プロモーションが行われたのは、
実は昭和恐慌の時代であったということ。
つまり危機を打開しようというエネルギーの中から
奇想天外なアイディアが生まれ、実行し、
結果として現代まで語り継がれる伝説を作ったということ。
現在の状況は決して楽観できるものではありませんが、
大変な時代になったことを皆がわかっているだけに、
「知恵を出し合って何とかしよう!」
という機運は、昨年対比300%位にはなっていると思います。
これはとてもいいこと。
スピードはノロいかも知れませんが、
企業として前進している感覚はあります。
危機はチャンスである。
130年という節目の年は、
文字通り、次のサイクルへの節目の年としたいです。
冬の桜の木肌のように、
不気味な色をしていても、
中には色鮮やかな花を咲かせるエネルギーを
充填している。。
会社としても、業界としても、
そういう年にしたいですね。
おっと、出かける時間。
以上、創業記念日の巻でした。