タイトルの通りですが、本日2012年2月1日は、
私が株式会社ホッタに入社してから10周年の日になります。
大学在学中から音楽家として活動を始め、
「理想の職業とはまさにこのことだ!」
というような青臭いパッションを持ちながら
卒業後も演奏旅行という名の逃避行(*)を続けていた私に、
(*)そういう意識は当時なかったですが、
潜在意識的にはそうだったんだと今は分析してます
ある時当時の番頭さんが、
「会社を継ぐか継がないかは、会社に入ってみてから判断してください」
と説得され、
(父が99年に脳梗塞をやって、後継者をどうする?というのが当時バックにあったようです)
「月一回の役員会は必ず出席」
「それ以外は出れる時に出る(時給制)」
というような感じで、到底「入社」とは言えない状況でしたが、
そもそも自分は跡継ぎになりたくない、と思っていましたので、
社員の皆さんには申し訳ないと思いつつ、
「がんばりますのでよろしくお願いします」
と、心にもない言葉を最初の挨拶で発した自分に、
良心の呵責を感じたのは、今でもよく覚えています。
(ウソつくのは体によくないですよね)
本当に「とりあえず」会社に籍を入れたのが10年前。
まさかその翌年、怒涛の勢いで会社の経営に引きずり込まれ、
2年後の1月には社長に就任することになろうとは、
その時は知る由も無く。
まぁ、今となってはその時から役員会に出ていて本当に良かったですし、
一応机に座って伝票の類やら、過去の決算書やらを見ていたり、
K太刀さんのような同世代の社員さんから色々裏話?を聞いたり、
お酒の席で酔っぱらったO部長から「おいミネアキぃー!」とすごまれてみたり、、
それらのすべてはその後物凄く役立つことになったわけですが、
そういう諸々を観じてみても、
本当にホッタという会社はツキを持っている会社だと思います。
こうして10年経ってみると、
「10年」という年月で人も会社も凄く色々な経験が出来るなと
しみじみ思います。
しかも、なんだかわからないで始まった「10年」と、
今どこにいて、誰が何をできて、
皆でこれからどこに行こうとするか、
自分で考え、自分の言葉で語れるようになっている
今からの「10年」とでは、
おそらく今からの方がより「濃く」、「充実した」ものにできるのではないかと思っています。
敵は恐らく、「自分」。
今朝の朝礼でもお話ししました、
「あたりまえのことに感謝できる人」
で、あり続けられるかどうか、、
そこにかかっている気がします。
10年経って、10年間を思い返してみて、
色々な出来事に、微笑むことができる自分を観じ、
「未来から微笑みかけられる人間」でありたい。
そんなことを妄想しながら、お腹すいたのでランチに行ってまいります。
皆さまこれからの10年もどうぞよろしくお願いいたします。
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